得票目標110万票(得票率20%以上)に向け、3月に勢いをつくりだすことが決定的だと議論。
全有権者規模の大量宣伝やポスターの張り出しで他党を圧倒し、後援会員の力も借りて3月中に支持拡大100万人を突破し、4年前の党勢を必ず回復させようと決意を固めました。
各地の取り組みが交流されました。
昨年末、新人候補を立てて市議選をたたかった西東京市の田無町支部は、「声の全戸訪問」と「折り入って作戦」で勝利をつかんだ経験を報告。
結びつき名簿やテレデータを生かして支持拡大を進めるとともに、 終盤まで後援会員へ働きかけて選挙の担い手を広げ続けたことが力になったとし、「『折り入って作戦』は、これまで培ってきた支部の結びつきを人間的な信頼関係へ発展させる活動です。参院選に向け一層頑張りたい」と述べました。
葛飾区の柴又支部は、支持者台帳をもとに訪問活動を進めて後援会員と「赤旗」日曜版読者を増やしていると発言。
紙面の魅力をつかんでもらうため、日曜版見本紙を届ける「お試 読者」制度を始め、2割ほどが読者になっていると話しました。
「日本共産党を応援する青年学生の会・東京ネットワーク」は、この間、街頭宣伝を通じて青年とつながり、メールニュースやLINE(ライン)グループへの登録者を増やしている経験を紹介。
「『給料を上げてほしい』など、青年の要求と党の政策が結びついたところで会員が増えています。選挙に向けた決起を勝ち取り、党と民青に迎えることにもつなげたい」と語りました。
討論に先立ち、若林義春都委員長が3月活動の方針を報告。
「統一地方選必勝作戦」(1日まで)について、対話・支持拡大や党勢拡大で貴重な前進的成果をつくったが、目標には相当の距離を残したと述べました。
選挙勝利に向けて目標を突破するには全ての支部・グループ、党員の決起と、「赤旗」読者や党支持者、後援会員の協力態勢づくりにかかっているとして、全支部・グループが臨戦態勢を強めることを呼びかけました。
全都後援会の横田和俊会長があいさつしました。
(2019年3月6日付「しんぶん赤旗」より)