日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長は6日、都議会本会議で築地市場跡地を一般会計に売却する補正予算を議決したことについて、「小池百合子知事は公約違反を謝罪し、『築地は守る』の公約実行を」と求める談話を発表しました。
大山幹事長は、補正予算に賛成したのは都民ファーストの会、公明党など3会派だけで、日本共産党、自民党、立憲・民主クラブなど6会派・50人が反対したことは、補正予算と小池知事の姿勢が道理のないものだったかを表していると指摘。
予算審議をめぐり、公明党と都民ファーストが強引な議会運営を繰り返し空転が続く中、共産党都議団の申し入れで6会派が共同して知事との一問一答の質疑を議長に申し入れ、実現したことを指摘。しかし十分な審議が行われたとは言えないと強調しています。
今回の補正予算は知事の公約への態度、責任が厳しく問われるものであり、知事自身が誠実に答えるべきであることが浮き彫りになったと強調。
築地女将さん会が各会派に提出した要請書で「知事にだまされた」という怒りの声を紹介し「小池知事は都民と市場関係者に謝罪し、『築地は守る』という公約を守るべきだ」と主張。
知事の公約違反問題を徹底追及していくとしています。
(2019年3月7日付「しんぶん赤旗」より)
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