統一地方選に先駆けて行われる台東区議選(定数32)は10日告示(17日投開票)されます。
日本共産党は、あきま洋(60)、伊藤のぶ子(66)、鈴木のぼる(46)=以上現=山口銀次郎(31)=新=の4氏が前回当選の4議席の確保を目指しています。
自民党、公明党などが支える区政は、国言いなりで消費税増税を容認し、4年間で国民健康保険料を1人あたり15%値上げし、保育料も29%値上げしました。
さらに、ぜんそくの子どもの夏季キャンプまで取りやめるなど福祉を切り捨てた一方、4年間で100億円以上も基金をため込みました。
共産党区議団は、こうした福祉切り捨てを告発。
認可保育園や特別養護老人ホームの増設に消極的な区の姿勢を追及し、都有地の活用を提起して、認可保育園と特養ホームの増設に道を開きました。
ため込み金の一部を活用し、さらに区立保育室の設置や特養ホーム、高齢者住宅の増設、国保料の値下げなどを提案しています。
区議選では自民党が前回当選の10議席から大幅増を狙い14人を擁立。
公明党(5人)とあわせて過半数を目指しています。
立憲民主党が2人、国民民主党が3人、都民ファーストの会が2人を公認するなど、40人以上が立候補を予定する多数激戦の様相です。
(2019年3月9日付「しんぶん赤旗」より)