日本共産党の予定候補者全員の当選をめざし、小池晃書記局長は24日、世田谷区・三軒茶屋駅前で支援を訴えました。
小池書記局長は、内閣府の景気動向指数、政府の月例経済報告が連続して景気判断を下方修正したことに触れ、「景気が後退している時に消費税増税など愚の骨頂だ」と批判。消費税増税に加えて、国保料の大幅・連続値上げの危険が迫っていることを告発し、「安倍政権は『社会保障のため』と消費税を増税し、今でも高すぎる国保を大幅値上げする。江戸時代の悪代官でもこんなひどいことはやらない」と痛烈に批判しました。
そして、共産党が提案しているように、国保財政に公費1兆円を投入すれば、平均的な収入の4人家族で42.6万円から22.2万円に値下げできると語り、「共産党の躍進で、消費税増税も国保値上げもストップし、国保料の大幅値下げを」と訴えました。
現有5議席から6議席への前進をめざして、たかじょう訓子、江口じゅん子、桜井みのる、中里光夫の各区議、川上耕一、坂本みえこ両予定候補が、暮らしを守る区政の前進に向けた決意を表明しました。
小池書記局長は、保坂展人区長の与党として党区議団が、保育関連予算を8年間で2倍に増やし、認可保育所中心に123園つくったと紹介した上で、さらに前進が必要だと指摘。
特養ホーム1,000人分の増設計画を実現させ、子どもの貧困対策を区の重点課題に位置付けて、就学援助を拡充させて東京23区トップの制度をつくっていると語りました。
少数与党のもとで、大型開発推進、子ども医療費無料化を元に戻すことをたくらむ自民・公明との激しいつばぜり合いの下で実現させたと語った小池書記局長は、「区議選の争点は、区民の福祉・くらしを前に進めるのか、自民党区政への逆戻りかだ。保坂区政を前に進める最も強力なエンジンである党区議団の6議席への前進を」と訴えました。
(3月25日付「しんぶん赤旗」より)