渋谷区議会は26日、羽田空港の増便に伴い都心部を低空飛行する計画について見直しを求める意見書を全会一致で可決しました。
意見書は低空飛行により「落下物や騒音、大気汚染など区民生活に大きな影響が想定される」として、区内で行われた教室型説明会でも「多くの区民から計画に反対する不安の声が上がったが、国からは明確な返答が得られていない」と指摘。
安倍首相が「地元の理解を得てから実施」と発言したことについても「未だ渋谷区内では充分な理解が進んでいる状況には至っていない」として、計画見直しを求めています。
（2019年３月28日付「しんぶん赤旗」より）
