日本共産党の笠井亮衆院議員は27日、東京都荒川区の党演説会で、区議選での予定候補者6人の全員の当選と、参院選での日本共産党の躍進で、国民に寄り添う新しい政治をつくろうと呼びかけました。
荒川区議選には、日本共産党から、小林行男、横山幸次、小島和男、斉藤くに子=以上現=、北村あや子、相馬ゆうこ=以上新=の6人が立候補します。笠井議員は、区政と国政両方で安倍政権への審判が問われていると強調。
消費税増税と9条改憲はじめ戦争する国づくりをストップさせ、安倍政権を倒す年にしようと訴えました。
区政では、全世帯アンケートと議会での提案、論戦を力に、認可保育園や特養ホームの増設などを実現した党区議団の実績を紹介。
6人全員当選で、区独自の国民健康保険料の減免制など、くらし、福祉、教育施策の充実を語りました。
吉良よし子参院議員も駆けつけ、自公与党の予算案の採決強行を批判。
「国民の生活を人質に増税をせまる卑怯な政治を終わりにしよう」と語りました。
横山区議団幹事長は、大規模開発中心の自公区政では区民の側に立てないと強調。
同区でも子どもの貧困が深刻な実態を報告し、「一人も置き去りにしない区政を」と訴えました。
(2019年3月29日付「しんぶん赤旗」より)