東京都墨田区の「明るい革新すみだ区政をつくる会」は5日、区長選(14日告示、21日投票)に日本共産党墨田地区副委員長で区 議の鈴木順子氏(71)=無所属新、共産党推薦=を擁立すると発表しました。
区長選には現職の山本亨氏(57)=自民党推薦=も立候補を表明しています。
新日本婦人の会墨田支部事務局長を経て区議7期
行財政改革等特別委員長を務める
墨田区長選に立候補を表明した鈴木順子氏は5日、記者会見し、「『住民が主人公』の立場で、社会的弱者を一人も残さない区政をつくりたい」と語りました。
鈴木氏は自民党・公明党などが支える現区政について、「中小企業の街」と言われる墨田区で中小企業センターを廃止するなど、区民の暮らしを支える施策に冷たいと指摘。
「ため込んだ基金170億円の一部を活用して、高過ぎる国民健康保険の負担軽減や中小製造業支援、安心して子育てできる施策の推進などを進めたい」と表明しました。
鈴木氏はまた「安倍政権の消費税増税や憲法9条改悪に反対する声を墨田区からあげていきたい」と述べました。
(2019年4月6・7日付「しんぶん赤旗」より)