14日告示の東京都東村山市議選(21日投票)で3議席から5議席への躍進を目指し、日本共産党の小池晃書記局長は7日、同市での街頭演説で「5議席実現で暴走する安倍政治に『待った』を。
消費税増税も国保料値上げもストップを」と力強く訴えました。
吉良よし子参院議員(東京選挙区予定候補)が「安倍政権打倒の先頭に立つ」と演説し、宮本徹衆院議員が連続選挙での勝利を訴えました。
小池書記局長は安倍政権の政治の私物化を批判し、消費税10%増税と国保料(税)のダブル値上げは許されないと強調。
東村山市では平均的な収入の現役4人家族で国保税が年間9万円の値上げだが、共産党提案の1兆円の国費投入で同市の年間34万8千円の国保税は16万7千円に減額できると力説しました。
昨年4月に横田基地に飛来した米空軍オスプレイCV22は特殊作戦用で「危険なオスプレイの中でも特に危険だ」と述べ、同機の重大事故率の上昇を指摘。
オスプレイの撤去、首都の空を支配する横田基地の全面返還を訴えました。
小池書記局長は、東村山市政では5年間、認可保育所や特養ホームを1カ所も造らないと批判する一方、党市議団が全ての小中学校の普通・特別教室にエアコンを設置させた実績を紹介。
議会を主導する自公を少数に追い込み党予定候補者全員の勝利をと訴え、「日本共産党が大きくなることが市民と野党の本気の共闘を前に進める決定的な力だ」と呼びかけると、聴衆は大きな拍手と歓声で応えました。
(2019年4月8日付「しんぶん赤旗」より)