一票を争う大激戦のまま最終盤に入っている統一地方選後半戦(21日投票)で、日本共産党の候補者全員の当選を勝ち取ろうと、小池晃書記局長は18日、東京で区長・区議選をたたかう板橋、豊島、文京、墨田の4区を駆けめぐり、「共産党の候補者全員を当選させ、10月からの消費税10%増税キッパリ中止の審判を」と訴えました。
消費税増税問題で小池書記局長は、自民党の萩生田光一幹事長代行がインターネットテレビ番組で、「増税分を増税対策に使うなら、増税しなければいい」との小池書記局長からの指摘について、「説得力がありますね」と答えたことを紹介した上で、「崖に向かってみんなを連れていくわけにはいかない」と語ったことに言及。
「自民党の幹部まで、このまま消費税増税をしていいのか、と言いだした。今度の選挙で共産党を伸ばせば決定打になる。消費税増税をキッパリやめさせる一票を託してほしい」と力を込めました。
小池晃書記局長は18日、「都民ファーストの会(都民ファ)」が区議選に7人立候補している豊島区で演説し、都民ファが「自民公明対都民ファースト」などと言っていることについて、「と んでもない。自公も都民ファも、区民の願いに背を向けている点では一緒。自民・公明・都民ファ対共産党が、今度の選挙の対決構図だ」と強調しました。
小池書記局長は、都民ファが自公と手をつないで、池袋の豪華劇場ホールの買い取りなど、大型プロジェクトを進める一方、国保料値上げなどの負担増を押しつけていると告発。
消費税増税中止を求める住民の請願にも自公と一緒に反対して不採択としたことを示し、候補の6人全員当選で、自公と都民ファによる豊島区の逆立ち政治の転換を」と呼びかけました。
(2019年4月19日付「しんぶん赤旗」より)