東京都足立区長選区議選(定数45)は19日告示(26日投票)されます。
目前に迫った参院選の前哨戦として、安倍自公政権が進める消費税増税や憲法9条改悪に審判を下す機会ともなります。
日本共産党は区議選で、ぬかが和子(55)、はたの昭彦(56)、浅子けい子(67)、西の原えみ子(59)、山中ちえ子(50)=以上現=きたがわ秀和(50)、こだま紀子(66)、横田ゆう (58)=以上新=の8候補の全員当選で、前回から1議席増を目指します。
区長選は「足立革新区政をつくる会」の大島よしえ候補(69)=無所属新、日本共産党推薦=と、自民党、公明党などが推す現職の近藤弥生氏(60)との一騎打ちの見通しです。
自民党(18人擁立)と近藤区長は「何でも反対の共産党」と反共攻撃を強める一方、ベテラン区議が地域割りを超えてポスター張り出しや宣伝を行い、票の掘り起こしを狙っています。
公明党(13人)の支持母体である創価学会は「毎日が投票日」「執念の拡大を」と学会員を動員しています。
共産党と後援会は宣伝や区民との対話で、4年間で認可保育園42園の増設へ道を切り開いた実績を強調。自民党と公明党が国民健康保険·介護保険など区民負担増を進め、「保育園をつくるのは過剰な整備」「当面、0歳児を認可保育所から外したらどうか」(昨年3月議会で自民党)と述べるなど区民の願いに敵対してきた事実を告発しています。
区民からは「足立区に引っ越して,介護保険料がはね上がった」などと驚きの声が寄せられています。
党と後援会は「共産党を8人に増やして消費税増税ストップ、保険料値下げを」と訴え、「しんぶん赤旗」読者や党支持者に一回り、二回り支持を広げてください」と呼びかけています。
(2019年5月18日付「しんぶん赤旗」より)