吉良よし子参院議員・東京選挙区予定候補は23日夕、東京都渋谷区の恵比寿駅前でマイクを握り、「消費税増税に頼らない税制で、高すぎる日本の学費を値下げしましょう。社会保障を充実させましょう。暮らしに希望をもたらす仕事をやらせてください」と訴えました。
参院議員として6年、「痛みによりそい、声をとどける」をモットーに活動してきたと語った吉良議員は、政府の「学費無償化法」は学費を値下げする法律ではないと国会答弁で明言されたと強調。
しかも財源は消費税増税です。こんな国民だましは見過ごせない」と力を込めました。
吉良議員に声をかけた3人の子どもを育てるシングルマザーの女性(50)=八王子市在住=は、「長男は奨学金250万円を借りて専門学校に通っています。先週、『もし学費無償化だったら大学に行きたかった』と言ったんです」とやるせない表情で語りました。
女性は「小学生の末っ子が進学する頃には本当に学費無償化が実現しているように頑張ってほしい」と日本共産党と吉良議員に期待を寄せました。
(2018年5月24日付「しんぶん赤旗」より)