日本共産党東京都議団(曽根はじめ団長、18人)は28日、私立学校の体育館へのエアコン設置に財政支援をするよう、小池百合子知事宛てに申し入れました。
猛暑となった昨年7月、共産党都議団は公立学校体育館への空調設置を進めるよう都に申し入れ、条例提案もしました。都は設置を進める補正予算を編成しました。
今回の申し入れでは、今年もすでに複数の学校で児童・生徒が熱中症で救急搬送される事態が起きていると強調。
私立学校では空調設置への公的補助制度がないと指摘し、「子どもたちの命と健康を守るため速やかな対応が求められるのは。公立も私立も同じ」として特別な支援を求めました。
その上で、
(1)都内の私立学校体育館の空調設置状況、避難所指定の状況などを調査する
(2)私立学校体育館の空調設置に財政支援をする
(3)体育館の空調の電気代や点検・補修費なども補助する
ことを提起しました。
都生活文化局の浜田良広私学部長は「申し入れ内容は検討する」と答えました。
(2018年5月30日付「しんぶん赤旗」より)