日本共産党東京税理士後援会は1日、JR新宿駅南口で吉良よし子参院議員・東京選挙区予定候補、大山とも子都議とともに、「消費税増税をやめさせるため、参院選で共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
税理士ら約20人が参加。小田川豊作税理士は「年収240万円の人は年間20万円以上、収入丸1カ月分が消費税だ。消費税増税すればさらに節約することになり、経済も冷え込んでしまう」と強調しました。
菊池純税理士は、増税と同時に導入する複雑な「複数税率」制度が「百害あって一利なし」で、インボイス(適格請求書)も免税事業者が危機に追い込まれると批判。「暮らしを守るため、増税にも複数税率にも反対しよう」と訴えました。
佐伯正隆税理士は「消費税導入から30年で、税収の8割は法人税減税の穴埋めに回り、恩恵を受けるのはほぼ大企業だ」と告発。
野党が消費税10月増税反対で政策合意したことを紹介しました。
吉良議員は「大企業の行き過ぎた減税を正し、5兆円の軍事費を見直せば、消費税増税なしに学費も国民健康保険料も下げられる。共産党を伸ばして、暮らしに希望が持てる政治を」と訴えました。
訴えを聞いた会社員の男性(53)は「憲法で戦争をしないと書いているのに、戦闘機を100機以上も買うのはおかしい。選挙で頑張って、自民党におきゅうを据えてほしい」と話していました。
(2019年6月2日付「しんぶん赤旗」より)