日本共産党の吉良よし子参院議員・東京選挙区予定候補は6日夕、東京都新宿区の高田馬場駅前で、「日本共産党を励ます東京の弁護士の会」の弁護士と街頭で語り合うトークセッションを行いました。
参加したブラック企業問題にとりくむ川口智也弁護士は、吉良候補の国会での追及を「大変心強く思っている。長時間労働、低賃金、不安定雇用で苦しむ人たちを救える法律をつくってほしい」と発言。年金引き下げ違憲訴訟の原告弁護団の加藤健次弁護士は「低い日本の年金を削減し、高齢者に『働け』『貯金しろ』という国のやり方を許していたら今の若い人の年金はもっと低くなる。憲法25条の権利の実現が国の仕事だ」と述べました。
進行役の青龍美和子弁護士がさまざまな問題で吉良予定候補に質問をぶつけました。
吉良予定候補は「どんな家庭に生まれても学ぶ権利を保障するのが政治の役割」「残業せざるを得ない人がたくさんいる。長時間労働是正は賃上げとセット。中小企業への賃上げ支援を7,000億円に引き上げたい」「3歳の子の親としても今の憲法は今のまま手渡したい」など、自身の経験も交えて答えました。
個人の尊厳とジェンダー平等のための提案について聞かれ、結党以来の主張だと語り、「『私は私』と胸を張って生きていける社会をみんな求めている。だからこそセクハラ被害などで声をあげる人が増えている。そこに応えるための提案だ」と紹介しました。
再選への思いを聞かれ、「6年前は最年少の参院議員、その前は普通の会社員。最初の質問では原稿を持つ手が震えました」と振り返り、「それでも頑張ってこられたのは現場で声をあげ、たたかう皆さんがいたからです。だからここで議員活動を終えるわけにはいかない」と決意を語りました。
(2019年6月9日付「しんぶん赤旗」より)