東京都町田市で19日、夕暮れ時のスーパー近くの団地内で日本共産党街頭演説が開かれました。
市田忠義副委員長が話し始めると、買い物袋を手に立ち止まる人、団地の窓から顔を出して聞く人の姿も見られました。
市田副委員長は、消費税が5%から8%になって家計消費が年25万円減、実質賃金も10万円下がったことを指摘し「こんなに暮らしが大変なときに消費税を10%に上げていいのか」と語ると、「いけない」と掛け声が飛びました。「2週間後に迫った参院選で市民と野党の共闘の勝利、日本共産党の躍進で増税ストップの審判を」と語りました。
財源論について「米国の兵器を爆買いするときは何も言わず、年金を上げろと主張すると『財源がない』という」と安倍政権の対応を批判。
大企業の優遇税制、富裕層への証券優遇税制、米軍への思いやり予算をやめれば財源は生み出せると訴えた市田副委員長は「企業献金を1円も受け取らない日本共産党を躍進させ、希望ある明るい暮らしの実現へ、ご一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。
池川友一都議が比例での躍進と吉良よし子東京選挙区候補の再選へ決意表明しました。
演説を聴いていた女性(66)は「共産党の提案の『8時間働けばふつうに暮らせる社会』がすごくお気に入り。息子たちは残業もあり給料も安く、8時間働いても普通に暮らせないからです」と話しました。
(2019年6月21日付「しんぶん赤旗」より)