日本共産党の田村智子副委員長は27日、東京都足立区の北千住駅前で街頭演説を行いました。JCPマガジンやジェンダー平等パンフなどを受け取り、「頑張って。もう共産党しかない」と声をかける人の姿がありました。
田村副委員長は、参院選で争点に急浮上した年金問題で、若者の間にも将来への不安が広がっていると指摘。
高額所得者優遇の年金保険料の見直しや、ため込んだ年金積立金の計画的に取り崩すなど、党提案を実行すれば、「年金は減らす必要は全くない」と力を込めました。
さらに、7.5兆円を生み出す財源案や学費無償化などの政策を紹介し、「若い人たちを応援する当たり前の政治を実現したい」と訴えました。
田村副委員長はまた、ジェンダー平等、個人の尊厳の政策に触れ「一人ひとりの尊厳が大切にされ、私が私でいいんだと言える社会を目指していきたい」と述べました。
ビラを受け取った、自分のセクシュアリティーが分からないと答えた人(23)=足立区在住=は「共産党は、LGBT、SOGI(性的指向・性自認)の政策があり、一人ひとりを大切にすることが伝わります。参院選で投票することもあり得ます」と話しました。
党区議団の浅子けい子、西の原えみ子、山中ちえ子の各氏も訴えました。
(2019年6月29日付「しんぶん赤旗」より)