参院選が公示された7月4日、新宿区で行った吉良よし子参院東京選挙区候補の第一声(全文)を紹介します。
いよいよ参議院選挙が始まりました。
わたくし吉良よし子、この首都東京で必ず2期目も勝ち抜く決意です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は、就職氷河期世代です。60社にエントリーして、内定がとれたのは1社だけ。
会社員時代にはリーマンショックが起きて同世代の若者が派遣切りで首切りにあう姿を目の当たりにしてきました。
そういう中で、「若い世代が希望を持って働けない社会を変えたい」「ブラックな働かせ方をなくしたい」と訴えて、6年前、国会に送り出していただいて以来、私は過労死を生み出すような働かせ方をなくすべきと、何度も国会で訴え続けてまいりました。
2015年、初めて安倍首相と対決したときに求めた、違法を繰り返すブラック企業の社名公表制度は今、実現をしています。
この制度で社名を公表されるのをおそれた三菱電機は、過労死の原因となる裁量労働制によるブラックな働かせ方をなくしました。
皆さんとともに実現した新しい制度が実際のブラックな働かせ方をなくす力になっている。
あなたの声を政治に届け、政治を動かし、社会を変える。
これが私、吉良よし子、日本共産党の議席です。
この議席、どうか増やしてください。
東京で今度も必ず勝たせてください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
給料が安いから、残業しないと暮らしていけない。
だから長時間労働もなくならない。過労死だってなくならない。
この悪循環を断つためには賃上げこそが必要です。
私、吉良よし子は中小企業への支援を抜本的に拡充して、最低賃金は時給1500円へ。8時間働けば普通に暮らせる社会を必ず実現します。
なにより私は、過労死遺族の皆さんと約束をしたんです。
「働く人の命を守る政治を必ず実現するんだ」と。
だからこそ長時間労働をなくしたいし、賃上げだって実現したい。その仕事を引き続き、国会でやらせてください。
吉良よし子をよろしくお願いいたします。
私には、国会にもっともっと届けたい声があります。
借金になる奨学金、借りなくても大学に通いたいという声に応えて高すぎる学費を値下げしたい。
老後は年金だけで暮らせる社会にするために、減らない年金制度を実現しようじゃないですか。
保育園に落ちて働けないという人をなくすため、保育園をもっとたくさん増やしたい。
だいたい財源、財源と言いながら庶民に増税を押し付ける一方で、アメリカ言いなりに武器の爆買い、無駄遣いを続けながら、高額所得者・大企業を優遇する今の安倍政権。この不公正な政治を今度こそ、この選挙で変えていこうではありませんか。
「子どもを産まないのが問題だ」「LGBTは生産性がない」、差別や分断を生む発言が安倍政権・自民党議員から繰り返されている。
けれど、子どもを産むかどうかとか、だれを好きになるかとか、それは個人の問題です。
自分の人生は自分が決める。
選択的夫婦別姓、同性婚など10人十色の人生に寄り添える政治こそが必要です。
それこそが憲法が生きる政治だと私は思う。
だからこそ改憲なんて許さない。
野党の勝利、日本共産党の躍進で、安倍政権による改憲を必ず阻止して、憲法が生きる政治への第一歩を踏み出していこうではありませんか。
そして、平和な未来を築くためには97年ぜったいブレずに平和と自由と民主主義を求め続けた日本共産党の議席は欠かすことはできません。
「比例で日本共産党」と広げ抜いていただいて、小池晃さんをはじめ7人への躍進、勝ち取ってまいりましょう。
そして、東京選挙区は私、日本共産党の吉良よし子。
私は諦めません。
あなたの声を聴くことを。その声を必ず、政治に届け抜くことを。
なによりも、あなたの声に、その一票に政治を変える力がある。その力で、政治を変えていきましょう。
私、吉良よし子を勝たせてください。
なんとしても2期目も必ず、この東京で勝ち抜く決意を申し上げ、この場での第一声の訴えといたします。
ともに最後まで頑張ってまいりましょう。ありがとうございました。