参院選挙(21日投票)での日本共産党の躍進と大激戦の東京選挙区(改選数6)での吉良よし子候補の必勝をめざして、不破哲三前議長(89)が6日、東京都江東区、墨田区、荒川区を遊説しました。
同地域は中選挙区時代に不破氏を選出していた選挙区。不破氏が妻の七加子さんとともに宣伝カーのデッキから手を振ると、家から出てきて声援を送る人の姿も。
不破氏は2時間あまり宣伝カーのデッキに立ち続けて、支援を訴えました。
不破氏は「私が国会に初当選したのは38歳の時で『若い』と言われました。しかし、吉良さんは30歳の当選で、政府がひた隠しにしてきたブラック企業の企業名を公表させるなど国会で大活躍しています」と力のこもった訴え。
不破氏が「国民の暮らしと平和の問題を取り上げて大活躍してきた吉良さんと、日本共産党に大きなご支援をお願いします」と訴えると、沿道からは大きな拍手が沸き起こりました。
不破氏とともにマイクを握った吉良候補は「政治を動かすのは市民の声です。ブラック企業名の公表も現場であきらめずに労働者が声をあげたから実現しました。皆さんの声に、その一票に、政治を変える力があります。ご一緒に新しい政治をつくりましょう」と訴えました。
日本共産党のホームページを見て駆けつけた男性(39)は「不破さんの顔を久しぶりに見て感動です。自分たちも頑張らなければと思いました。安倍政治はよくない。憲法を変えてもらったら困るし、消費税増税にも反対です」と語りました。
都電町屋駅前で不破氏の訴えを聞いた女性(69)は「不破さんの力強い声を聞いて元気をもらった。私も負けていられません」と力強く話していました。
(2019年7月7日付「しんぶん赤旗」より)