日本共産党の市田忠義副委員長は9日、東京都内2カ所で街頭演説を行い、比例での日本共産党への支持と、吉良よし子参院東京選挙区候補の再選を訴えました。
板橋区で市田氏は「市民と野党の共闘と、日本共産党の躍進で、安倍政治にサヨナラをする選挙にしよう」と呼びかけ、日本共産党が掲げる「くらしに希望を―三つの提案」を紹介しました。
この中で年金問題に触れ、「マクロ経済スライドで7兆円も年金を削減するのか、それとも減らない年金かだ」と強調。
「日本共産党への一票で、減らない年金を実現しよう」と訴えました。
市田副委員長の訴える日本共産党の財源案に「わかりやすい」との声が掛かりました。
ともに訴えた原純子参院比例代表候補は「障害児の発達支援をしてきた保育士です。福祉を真ん中に据えた政治の実現へ全力でがんばります」と決意を語りました。
訴えを聞いた板橋区の女性(70)は元保育園の看護師。
「安倍政権の保育無償化はまやかしです。保育士は子どもの命を預かる仕事なのに、低賃金で長時間労働です。子育てが安心してできる社会にしてほしい」と話しました。
足立区でも、北千住駅前を大勢の聴衆が埋め、日本共産党の訴えに耳を傾けました。
(2019年7月10日付「しんぶん赤旗」より)