日本共産党の参院選比例候補の政見放送が、NHKのテレビ・ラジオで始まりました。
(日本共産党のホームページでも動画でご覧になれます)
小池晃比例代表候補の訴えを紹介します。
日本共産党書記局長の小池晃です。私たちは「くらしに希望を」、比例代表は共産党へと訴えます。今日は、私を含めて7名の候補者が、公約と決意を述べます。
「年金だけでは暮らしていけないから、2000万円貯金をしなさい」。
金融庁の報告書が衝撃を広げています。さらに安倍首相は、これから年金を7兆円も削減すると言いました。
今でも足りない年金を、さらに減らしていいのでしょうか。2000万円貯金するより、あなたの一票で政治を変える方が簡単です。
共産党は、「マクロ経済スライド」をやめて、減らない年金にします。低すぎる年金に緊急の底上げをおこないます。これが、安心できる年金への第一歩です。
消費税増税は中止して、「くらしに希望を―三つの提案」を実現します。
第1に、8時間働けばふつうに暮らせる社会をつくりましょう。
第2に、年金をはじめ、暮らしを支える社会保障を築きましょう。
第3に、お金の心配なく学び、子育てができる社会を実現しましょう。
家計を応援し、貧困と格差をただし、日本経済を元気にするプランです。
大企業に、せめて中小企業並みの法人税を、富裕層の株取引に平等に所得税を。能力に応じた負担を求めれば、財源は十分につくれます。
いま、安倍政権は、国民の暮らしも、日本の民主主義も、危うくしています。憲法違反の安保法制を、数の力で強行し、公文書の改ざん、統計のねつ造までおこなわれました。
日本共産党は、この国の政治に当たり前の民主主義を取り戻すために、市民と野党の共闘を前にすすめ、新しい政治をつくってまいります。
私、小池晃に、引き続きその仕事をやらせてください。
(2019年7月10日付「しんぶん赤旗」より)