【参院選】足を踏み出せば変化 女性後援会「党の風吹かせる」町田市 

東京都町田市の日本共産党女性後援会(新日本婦人の会内)は、街に“共産党の風”を吹かせようと連日奮闘しています。

公示前から2000カ所目標の宣伝は、現在1646カ所。「年金2000万円問題で反応がいい」「相手の方から話してくる」「スーパー前での1時間の宣伝で80枚のビラが一気になくなった」など情勢の変化を力に対話を広げています。

ポスター快諾

地域の支部と一緒に宣伝する女性後援会員ら=12日、東京都町田市(「しんぶん赤旗」提供)

町田駅前の地域では、これまでどの党のポスターも張っていなかった町内会役員に思い切って声をかけると「なーんだポスターか、何枚でもいいよ」と快諾。
長い坂を上り切った先のすごく目立つ場所に共産党のポスターが張り出され、「感動した」と後援会員を励ましています。

同じ地域の宣伝では「私のところも張ってもいいよ」と声をかけてくれる人も現れ、広がっています。

「集い」でも変化が生まれています。

後援会の政策学習会に思い切って誘った近所の70代の女性が参加。
「政治の話をするのも初めて」「安倍首相以外の政治家は誰がいるの?」という女性に、くらしに希望を示す「三つの提案」や、主権者として1票を投じる大切さを丁寧に説明すると、「初めて聞くことばかりで知らなかった世界」とポツリ。

後日、後援会員に「選挙は今まで棄権していた。今回は何とかしないといけないと思った」と話しました。

新婦人の「憲法講座」をきっかけに入会した性的マイノリティーの女性は、LGBT/SOGI(性的指向・性自認)に関して差別のない社会をつくる政策を読んで「共産党に入れる。この政策をもっと広げたい」と行動しています。

留守電に返事

後援会では2万人の対話・支持拡大目標をやり切ろうと臨時電話センターを5カ所増やし取り組んでいます。

団地に住む後援会員は電話での支持拡大で、消費税に頼らない財源を示す共産党への支持を訴える留守電を残したところ、「お電話ありがとう。支持します」「先ほどの説明でよくわかりました。応援します」との返事が相次いでいます。

新婦人町田支部内後援会の代表は、「思い切って行動するとドラマが生まれる情勢」と話します。
「わざわざ留守電に返信があったのは初めて。日ごろから団地内で宣伝を行い、市民とつながる活動をしているからだと思いました。『あなたの要求を実現する党がここにいる』と訴え、最後まで力を尽くします」

(2019年7月17日付「しんぶん赤旗」より)

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