共産党大田区議団は29日、都主催の羽田空港に関する「関係区市連絡会」(30日)で、新飛行ルート案に区として反対表明するよう松原忠義区長に申し入れました。
申し入れは、2019年第2回定例区議会において、羽田空港の新ルートにともなう騒音被害や落下物への不安など11件の陳情が寄せられていることを指摘。
同空港の機能強化が大田区民に与える影響は甚大で、「沖合移転の際の取り決めを反故にするもの」であり、経済優先の国に追随するのか、区民の安心安全を優先するのか、区政のあり方が問われていると断じています。
その上で、関係区市連絡会に出席する副区長に対し、現状での新飛行ルート案に反対の意見表明をすることを求めています。
(2019年7月30日付「しんぶん赤旗」より)