東京都は7月31日、2018年工業統計調査報告(2017年実績)を発表しました。
2017年(2018年6月1日現在)の事業所数、従業者数、製造品出荷額等、付加価値額ともに、前年と比べて減少しました。
1989年以降の推移では、事業所数と従業者数は1990年をピークに減少し、製造品出荷額等と付加価値額は1991年をピークにおおむね減少しています。
2017年の事業所数は1万322事業所となり2016年(2017年6月1日現在)の1万789事業所と比べ467事業所の減(4.3%減)となりました。
従業者数は、2017年が25万1,310人となり、2016年の25万2,315人を1,005人下回りました。
製造品出荷額等は7兆6,283億円(2017年)となり、2016年の7兆7,849億円から1,566億円の減少。
付加価値額は3兆2,145億円(2017年)と2016年の3兆3,051億円から906億円の減少となりました。
全国の他道府県と比較した東京都の順位は、事業所数は第4位(1位は大阪府)、従業者数は第8位(1位は 愛知県)、製造品出荷額等が第15位(同)、付加価値額が第10位(同)となっています。
(2019年8月2日付「しんぶん赤旗」より)