東京都立川市長選(9月1日投票、立候補2人)が告示された25日、元都議で行政書士の酒井大史(だいし)候補(51)=無所属新=は「市民の声を聞かない市政を変え、 市民に寄り添い耳を傾ける市政をつくる」と表明しました。
酒井候補は出陣式で、現市政による学校給食調理場の統合計画に触れ、「現市長はコストカットが至上命令で、貧困世帯を含む子どもの食育や防災拠点としての役割を見ていない」と指摘。小学校給食の単独調理校継続や子育て支援などの政策を示しました。
酒井候補と政策協定を結んだ立川市民連合の小林光事務局長は「立川で市民と野党の共闘が成立した。共同を大きく進めて勝利に頑張る」と語りました。
出陣式には酒井候補を支援する議員らも出席。
日本共産党から松村亮佑・立川昭島地区委員長、上條彰一市議が紹介されました。
酒井候補と立川市民連合との政策協定では参院選での「市民と野党の共通政策」を土台に、「憲法と地方自治法に基づく市民参加」「暮らし・人権優先」の市政を進めると強調。
共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、生活者ネット、緑の党立川はこの協定を支持し、酒井候補を支援します。
現職の清水庄平氏(74)=自民党、公明党推薦=の第一声では、自民党の清水孝治都議が市民と野党の共闘に対し「ヘルメットをかぶってゲバ棒を持って『安保反対』と言っている怪しげな人たちが市民連合だ」と時代錯誤の攻撃を行いました。
(2019年8月27日付「しんぶん赤旗」より)