日本共産党の山添拓参院議員、和泉なおみ東京都議、三小田准一葛飾区議は8月27日、京成高砂駅(葛飾区)付近などの「開かずの踏切」対策の現状について、国土交通省から説明を聞きました。
関係住民も同席しました。
同駅は京成線と北総鉄道に加え、隣接する車両基地への出入車両もあり、駅東側の踏切はピーク時には1時間あたり55分も遮断された状態になっています。
国交省の担当者は「開かずの踏切対策の重要性は認識している」として立体交差化などの方策を説明、高砂~江戸川駅(江戸川区)間については都が交通量調査や高架化か地下化かの検討を行っていると述べました。
参加した住民は、南北間の交通が遮断され日常生活に支障が生じているとして、「踏切を避けるためタクシーも通らない」と強調。
抜本的対策とともに当面の対応が必要として、利用者のイライラ感解消のため、踏切遮断時間の表示システムの実証実験を改めて行うよう求めました。
国交省の担当者は「検討は可能だ」と答えました。
(2019年9月3日付「しんぶん赤旗」より)