日本共産党東京都委員会は6日、豊島区の池袋駅西口で、10月からの消費税10%増税中止を求める宣伝・署名行動に取り組みました。
行動では、共産党の山添拓参院議員、とくとめ道信都議、儀武大悟豊島区議、消費税をなくす東京の会の林幸二事務局長がそれぞれマイクを握って訴えました。
通行人が足を止めて署名に応じ、増税中止のチラシを受け取って訴えに耳を傾ける姿もありました。
山添議員は、「消費税増税は今からでも止められる」と強調。
署名への協力を求めるとともに、インターネットなどを通じて「増税ストップの声を拡散しよう」と呼びかけました。
また、消費税が社会保障ではなく法人税減税の穴埋めに使われてきた実態を批判。
消費税に頼らない別の道として、大企業や富裕層に応分の税負担を求めること、巨額の軍事費の削減などを提案しました。
とくとめ都議は、板橋区の大山ハッピーロード商店街で宣伝した際に、自民党支持者を含め、大半の人と増税中止で一致したことを紹介。
林氏は、同会のアンケートに8%への増税でも「着るものを買 わなくなった」など切実な声が返ってきたと述べました。
3人の子どもの母親(44)も「消費税より富裕層の税金を上げれぱいい。生きるか死ぬかに関わる税金を、いま上げるのはおかしい」と署名しました。
(2019年9月7日付「しんぶん赤旗」より)