来年夏の東京都知事選で、市民と野党の共闘で憲法、平和、暮らしを守る都政を実現しようと18日、千代田区で「都政を考える夕ベ」が開かれました。
浜矩子・同志社大学教、五十嵐仁・法政大学名誉教授、永山利和・元日本大学教授が呼びかけ、都政の転換に向けた意見交換と交流の場として開いたものです。
呼びかけ人3氏が報告。
「愛される東京、人の痛みをわが痛みと受け止め、涙を流す都政、痛む人に手を差し伸べる都政をつくる必要がある」(浜氏)
「参院選1人区や岩手・埼玉両県知事選で実証された『市民と野党の共闘』が勝利の方程式。都知事選でもこの流れを引き継ごう」(五十嵐氏)
「小池百合子知事は五輪会場見直しを公約したが元に戻り、築地市場も豊洲に移転した。都政を変え、都民のための新しい都政をつくる努力を(余山氏)
と述べました。
会場の参加者が
「革新都政は障害者と対話して、政策を実現した。都民と対話する都政を」(障都連の市橋 博氏)
「革新都政をつくる運動や、各地の市民連合などの流れが一緒になれば、都政は変えられる」(市民連合めぐろ・せたがやの鈴木国夫氏)
「憲法尊重擁護、福祉・教育・中小企業応援など住民目線の東京を」(東大和市の男性)
など相次ぎ発言しました。
(2019年9月20日付「しんぶん赤旗」より)