「4年前に提起した国民連合政府と、今回の野党連合政権の違いは?」「野党議員で将来消費税20%と言っている人がいるけど?」・・・。
田村智子副委員長を迎えて22日、東京都杉並区で「党を語る集い」が開かれました。
会場いっぱいの参加者から質間が次つぎ出されました。
「資本主義の矛盾は分かるが、社会主義とかは、先々の話なので出さない方がいいのでは?」と経営者から質問が出されました。
「選挙の時に社会主義の話はしませんが・・・.」と切り出した田村副委員長。共産党の政策が思いつきの政策でなく、党がめざす将来像につながる、連関のあるものだと指摘。
「何の連関もないのが安倍政権の政策。反知性ですね」と話すと、会場から笑いが起きました。
「若者の投票率を上げるには?」という質間に田村副委員長は、若者との懇談で「主権者と言われると『権利と義務』というイメージがあり、重い」と話された経験に触れ、「『政治はあなたのためにある』というメッセージを具体的に伝えることが大切。若者の要求は野党共通政策と重なるところが多々ある。野党連合政権を実現して要求を実現しようと呼びかけていきたい」と述べました。
田村氏副委員長は、「野党連合政権をめざす新しい時代、政治を一緒に紡いでいきたい」と訴えました。
51歳の女性が入党しました。
参加した33歳の女性は「私たちが分断されてはいけない。連合政府への希望がわきました」と話しました。
(2019年9月25日付「しんぶん赤旗」より)