「あなた方は私たちを裏切っている。絶対に許さない」-。
スウェーデンの高校生で16歳のグレタ・トゥンベリさんが国連で述べた怒りのスピーチが話題です。
一方、日本の10代も負けていません。グレタさんに賛同して行われた「グローバル気候マーチ」に10代の若者が多数参加していましたし、文部科学省による大学入試 「改革」の中止を求めて現役の高校生たちが声を上げています。
柴山昌彦前文科大臣は、昼休みに政治の話をしているという高校生に対し「適切でしょうか」などと言い、圧力をかけました。
けれど、高校生にも政治や社会にモノ言う権利はあるし、その声を聞くことこそ政治家の役割のはず。
私も参加した入試改革中止を求める文科省前行動で、柴山前文科大臣の街頭演説で「入試改革反対」とヤジを飛ばして、ベルトを引きちぎられ排除されたという大学生に出会いました。
大変だったね、でも、あなたが声を上げてくれたから今日の行動にもつながったと思う、ありがとう・・・そんな言葉をかけたところ、返ってきたのは「はい、僕もそう思います!」という元気な返事。
いま、10代がアツイです。
(2019年9月28日付「しんぶん赤旗」より)