東京都新宿区で29日、憲法をテーマにしたリレートークが行われました。
国会議員、地方議員、弁護士、市民ら20人以上が次々にマイクを握りました。
日本共産党の、田村智子副委員長・参院議員、近藤なつ子区議が参加しました。
主催は「新宿アルタ前街頭リレートーク実行委員会」。
田村議員は、消費税10%増税や表現の自由の問題などで国民の声に耳を貸さず、憲法違反を繰り返す安倍政権を批判し「皆さんが一緒になって新しい政権をつくりたいと希望が持てる政策協定を野党の中で進めていきたい」と訴えました。
社民党の福島みずほ参院議員は「政党、党派を超えて皆で力を合わせて(安倍政権に代わる)未来をつくっていきましょう」と呼びかけました。
立憲民主党の塩村文夏参院議員は、自民党の改憲4項目を批判した上で、憲法9条が日本の平和を守ってきたと述べました。
国民民主党の青柳雅之台東区議は、浅草や上野の戦争の歴史にふれ、世界からの観光客には「お土産に憲法9条を持って帰ってほしい」と話しました。
宇都宮健児弁護士・元日弁連会長は「安倍政権が改憲に執念を燃やしているからこそ、それを許さない市民の運動が大事です」と語りました。
(2019年9月30日付「しんぶん赤旗」より)