日本共産党の山添拓、吉良よし子両参院議員、河野ゆりえ、米倉春奈両東京都議は19日、台風19号で大きな被害を受けた奥多摩町を、大沢ゆかり町議とともに調査しました。
同町では、JR奥多摩駅前から北上する都道の日原(にっぱら)街道が崩落して日原地区の約50世帯が孤立したほか、2600戸(18日夕現在)で断水し、給水車による給水が行われています。
水道は週明けにも復旧の見通しですが、日原街道の復旧のめどは立っていません。
一行は都道崩落箇所などを見て回りました。
同町海沢(うなざわ)にある双葉会診療所の片倉和彦院長とも懇談。
片倉院長は「断水でトイレの使用が不便です。水道が復旧してもしばらくは飲用できないと聞いています」と話しました。
防災無線は戸別受信機で聞くことができるものの、「聴覚障害のある人が情報を得づらい」と指摘しました。
山添、吉良の両議員は「日常生活の不自由を一刻も早く解消できるよう、都議団や大沢町議、党支部と力を合わせて取り組みたい」と話していました。
(2019年10月20日付「しんぶん赤旗」より)