日本共産党の山添拓参院議員は22日、台風19号で浸水被害を受けた東京都狛江市の猪方・駒井地区を鈴木悦夫、田中智子両市議とともに調査しました。
同市では多摩川に注ぐ根川があふれるなどして、92棟で床上浸水、152棟で床下浸水(市のまとめ)の被害が出ました。
地上1メートル近くに水が達した所もありました。
駒井1丁目に住む男性は「床上80センチ近くまで浸水し、家具はほとんど使えなくなったし、水を吸ってドアが閉まらなくなった。コンセントも給湯機もだめになった」と話しました。
大型台風が毎年増えている中、「毎回『想定外の被害だった』と言われてしまえば、ここで家を直して、住み続けることができなくなる。行政には浸水の原因究明と対策をしてほしい。どんな支援が受けられるのかも説明してほしい」と訴えました。
山添議員は「多くの住宅が浸水被害を受けており、住宅の再建支援が急務。多摩川の水門の操作のあり方を検証し、安心・安全に住み続けられるための環境整備を求めていきたい」と話していました。
(2019年10月23日付「しんぶん赤旗」より)