日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長(写真)は29日、国際オリンピック委員会(IOC)が2020東京五輪大会のマラソンと競歩の会場を札幌市に変更する計画を発表したことについて談話を発表しました。
共産党都議団はこれまで、選手やボランティア、観客を猛暑の危険から守るため、真夏に五輪大会を開くことは再検討し、開催時期を変更することを求めてきました。
大山幹事長は、会場変更の理由にあげられているアスリートファースト(選手第一)の観点は極めて重要だと指摘。
しかし、会場変更をIOCが理事会決定として一方的に押し付ける態度は容認できないと批判。
経費負担や表彰式などは関係者の合意と納得のもとに決める
ことなどをIOC、組織委員会、東京都に求めています。
都議会議長と都議会各会派は28日、会場変更問題は開催都市の東京都、選手、競技団体の合意をもとに決定するよう求める声明を発表しました。
(2019年10月30日付「しんぶん赤旗」より)