特定非営利活動法人(NPO)の「万年野党」(田原総一朗会長、宮内義彦理事長)による国会議員の活動評価「三ツ星議員」の表彰式が6日、東京都内で開かれ、日本共産党の笠井亮衆院議員、井上哲士参院議員が表彰を受けました。高橋千鶴子衆院議員も選出されました。
「万年野党」は2014年に発足し、「構造改革」の立場から政策提言。国会議員の活動を国会会期ごとに評価し、質問回数・時間、議員立法数、質問主意書数に基づいて「三ツ星議員」を選出しています。
受賞あいさつで笠井議員は、「この国が二度と誤った道に行かないよう、政府を監視する役割を果たせたということで、受賞できて光栄だ。万年野党から一日も早く与党になりたい。(野党の)皆さんと多くのことを共有しながら、学び合いながら前に進んでいる」と述べました。
井上議員は「初めてこのような賞をいただき、ありがたく思う。政府の監視機能として野党が結束することで、新しい政治の流れがみえてくる。違いを認め合いながら、一致点で挑むことで力が発揮される。そんな政治をつくっていきたい」と語りました。
「三ツ星議員」は他に、立民、国民、社民、自民の各党と無所属から計22人、特別表彰は立民、国民、自民から計3人が選ばれました。
(2019年11月8日付「しんぶん赤旗」より)