【都選管発表の政治資金】自公政治家らガッポリ/パーティー収入最多 利益率6割超

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総額で13億7,537万円と、過去25年で最高となった政治資金パーティーの収入額。

東京都選挙管理委員会が20日公表した2018年分の政治資金収支報告書で、自民、公明などの政治家が形を変えた利益企業・団体献金を荒稼ぎしている実態が明らかになりました。

収入1千万円以上の特定パーティーを開いたのは39団体で、収入総額は8億241万円。
利益率(収入から支出を差し引いた利益が収入に占める割合)は平均で61.6%でした。

自民党関係団体が30と大半を占め、公明党関係は2団体でした。

収入額の上位3団体は、1位が自民党東京都連で1億4,172万円(利益率63%)。
2位は、小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会で5,320万円(同91.6%)。
3位は鴨下一郎衆院議員(自民)の鴨下一郎事務所で3,779万円(同39%)。

利益率1位は都民ファーストの会。2位は高木毅衆院議員(自民)の次世代政治研究会で91.54%、3位は小田原潔衆院議員の自民党東京都第二十一選挙区支部で90.49%。

萩生田光一文部科学相の自民党東京都第二十四選挙区支部は1,307万円(利益率38%)、公明党東京都本部は1,527万円(利益率36%)を集めました。

自民党、都民ファーストの会は、トラック、不動産、旅館、医師会などの政治団体にパーティー券を売り付け、公明党議員も業界政治団体からパーティー券収入を得ていました。

(2019年11月22日付「しんぶん赤旗」より)

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