米軍の特殊作戦機CV22オスプレイ5機が米軍横田基地(東京都福生=ふっさ=市など5市1町)に配備され1年がたち、5機が追加配備されようとしている中、福生市内で24日、横田基地にも日本どこにもオスプレイはいらないとアピールする集会が開かれ、2000人(主催者発表)が参加しました。主催はオスプレイ反対東京連絡会。
日本共産党から笠井亮、宮本徹の両衆院議員、各都議らが参加。
笠井議員が政府、防衛省は米国言いなりで危険なオスプレイ配備を進め、飛行回数の調査までやめてしまったと告発。
「これでは日本の防衛省ではなく米国防衛省だ」と批判しました。
和泉なおみ都議が、世論に押され都が日米地位協定見直しを口にする変化が出ているものの、一方でオスプレイが市民に銃口を向けた訓練をしていることに、米国の立場を代弁するだけであることを示し、世論を広げようと呼びかけました。
立憲民主党の川田龍平参院議員、れいわ新選組の山本太郎代表、村木英幸あきる野市長らがメッセージを寄せました。
東京地方労働組合評議会の荻原淳議長が主催者あいさつ。
東京全労協の大森進議長も駆け付け、連帯のあいさつをしました。
リレートークでは女子高校生が「勇気がいるけど、横田基地のことをもっと知って仲間に知らせたい」と発言。拍手が起こりました。
参加者は集会後、デモ行進しました。
日野市から参加した女性(55)は「私の家の上もヘリや飛行機の低空飛行がある。オスプレイ増強は大反対。そんなお金があるなら困った人に回して」と話していました。
(2019年11月25日付「しんぶん赤旗」より)