東京都小金井市長選(12月8日投開票)は1日告示されます。
市民と無所属議員との共同に推された森戸よう子候補(63)=無所属新、日本共産党前市議=は「緑を守り、市民に寄り添う小金井市政をつくろう」と訴えています。
市長選は現職の西岡真一郎(50)、前市議の河野律子(50)=自民党、公明党推薦=両氏との三つどもえの見通しです。
現市長は前回市長選で「自公市政の転換」を掲げましたが、国民健康保険税や保育料を連続値上げ、大腸がん・子宮がん検診の有料化、就学援助基準の切り下げなど、自公市政同様の市民に冷たい市政を進め、サービス低下につながる保育所・学校給食の委託化を狙っています。
長年の懸案の新庁舎建設でも、最大の公約とした「6施設複合化」を当選直後に撤回。
野川の緑を壊す都道建設計画にも、毅然と反対を表明していません。
また、条例違反の報酬支給や、学校水光熱費の私費立て替えが発覚しても、現市長は是正の方針を何ら示せず、市議会で決算不認定や問責決議を議決されています。
森戸氏は、市政の流れを切り替え、
①子育て・教育先進自治体の災害関連死ゼロ
②支援を求める人を切り捨てない
③福祉・医療の充実の自然破壊の都道建設に反対
④緑を大切にする新庁舎建設の憲法を生かし、人権を守る
を掲げ、「誰一人置き去りにしない市政を」と呼びかけています。
(2019年11月30日付「しんぶん赤旗」より)