日本共産党の池内さおり前衆院議員を迎えて「#私らしく生きたい~ジェンダー平等について考える」をテーマにした集いが1日、徳島市で開かれました。
同実行委員会が主催し、日本民主青年同盟徳島県委員会との共催です。
池内氏は、性の多様性を認め合うことでみんなが主人公の社会になると強調。
ジェンダーギャップ指数(男女格差の指標)で日本は149カ国中110位と性差別が深刻な国だと指摘し「他者の人格に対する配慮ある社会をつくろう」と訴えました。
参加者の「なぜジェンダーを学ぶのか」の質問に池内氏は、異質な他者を認めることが必要だとして「ジェンダーは人権感覚を研ぎ澄まし、人生を豊かにする」と回答。
「ジェンダーと政治のかかわりは」との問いに、法律の問題として夫婦同姓制度や刑法の強姦罪での暴行・脅迫要件などの性差別を挙げ、「多くの人が泣き寝入りしている。性は人権そのものだ」と訴えました。
阿波市の女子高校生(17)は「小さいときから『女の子だから』と言われ嫌だった。自分らしく生きられる社会になってほしい」と語りました。
(2019年12月2日付「しんぶん赤旗」より)