日本共産党の和泉なおみ東京都議と葛飾区議団は5日、視覚障害者がホームから転落死する事故が起きた京成押上線京成立石駅へのホームドア設置を求め、京成電鉄と懇談しました。
立石駅は京成押上線連続立体交差化事業に伴う駅舎の改修が行われます。
京成電鉄の担当者は、「6月に開催した都・葛飾区との押上線連続立体化協議会でも設置を要望した」「ホームドア設置の要求は社会的に高まっており、駅舎改修時のホームドア設置は標準。現在の計画には含まれていないので、盛り込まれるよう都・区・京成電鉄で調整を進めたい」と述べました。
事故直後に山添拓参院議員らの現地調査で判明した既設点字ブロックの規格の不統一や不具合については「立石駅ホームの点字ブロックはJIS規格(本産業規格)に準拠した改修が既に完成し、今年度末までにコンコースの改修が完了する。JIS規格に準拠していない駅ホームの点字ブロックは早期に改修を進めたい」と答えました。
和泉都議は「都にもいっそうの補助拡充を求めていくので協力をお願いしたい」と要請しました。
(2019年12月7日付「しんぶん赤旗」より)