日本共産党の とや英津子東京都議は13日の都議会文教委員会で、若者の都立美術館・博物館の観覧料を減免する条例改正案について趣旨説明を行いました。
条例改正案は、若者の芸術鑑賞の機会を拡大し、豊かな感性や想像力を育むことが目的。
現行では高校生が半額、大学生・専門学校生が2割引きとなっている都現代美術館、都写真美術館、江戸東京博物館、江戸東京たてもの園の常設展観覧料を、高校生・18歳未満は無料、26歳未満は半額とするもの。
とや都議は、国立美術館では高校生・18歳未満が無料、大学生は半額とし、他県の県立美術館でも高校生無料の所が少なくないと紹介。
「観覧料を無料や低額に抑えることは、若い世代の鑑賞機会の拡大に大きな効果がある」と強調しました。
条例に規定がない美術館や特別展の観覧料についても、趣旨を酌んで低廉にしてほしいと述べ、定例会で小池百合子知事が春休み期間中の高校生・18歳以下観覧料無料化を表明したことを評価しました。
(2019年12月14日付「しんぶん赤旗」より)