【街角トーク】「桜」追及 首相逃がすな/田村智子副委員長に質問・期待

田村智子参院議員

質問に答える田村智子参院議員(右から2人目)=15日、東京都世田谷区(「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は15日、世田谷区で「街角トーク」を開きました。

安倍首相の「桜を見る会」問題をはじめ、街頭に集まった人からの多くの質問に答えました。

田村議員は、桜を見る会について「安倍政権の腐った政治が詰まっている。国民にも実害を与えており、ごまかしは許されない」と語りました。

同区の女性(54)は「桜を見る会の逃げ切りは絶対に許さないでほしい。検察がこの問題で動かないので、司法が権力のいいようにされてしまう恐怖を感じる。なぜ動かないのか」と質問しました。

田村議員は「政治家の問題で検察が動かないことは多い。政権への『忖度』を感じる。検察が動かざるを得ないよう、来年の国会で徹底追及する」と答えました。

別の男性は「『しんぶん赤旗』との連携はどうしているのか」と質問。

田村議員は、「追及のきっかけは赤旗日曜版のスクープ。広く知らせるためにも国会で取り上げた。赤旗とは双方向で追及を進めていった」と語りました。

別の女性の「今後の野党共闘はどのようになるのか」との質問に対し、田村議員は「この間の選挙で築かれた信頼があったからこそ、ワンチームで追及を強めている。政策でも話し合いを進める時。税金は公正に集めて公正に使うという一致点も新しい政権構想につなげたい」と話しました。

(2019年12月17日付「しんぶん赤旗」より)

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