「共産党が保育士の声を国会で代弁してくれてうれしい」。
「日本共産党を応援するほいくのつどい」が10日、東京都内で開かれ、田村智子副委員長・参院議員と保育士らが交流しました。
田村議員が実態調査のために訪れた保育所の保育士も参加。
「若手保育士が『私たちの声を聞いて、それを国会で届けている姿をみてうれしかった』と述べていた。子育てで忙しく、きょう田村さんに「直接会わせられずに残念」と発言しました。
その若手保育士は、復職したくても「保育士でも子どもを預けられるところがない」と、苦しい胸の内を田村議員に語りました。
その後、インターネット動画で田村議員の質問を聞いて感激したといいます。
田村議員は、安倍首相による政治の私物化や現場の声を聞かずに官邸トップダウンで決める手法の弊害が保育分野にも表れていると指摘し、企業主導型保育事業では、安易に企業『参入を進めたことで億円もの補助金が詐取されていたことなど紹介しました。
調理室設置の補助金を受け取りながら弁当を持たせていた、商業ビルにすでに開設しているはずなのにフロア全体が空っぽなど、ずさんな実態に、参加者から「えーっ」と驚きの声があがりました。
参加した保育士が「保育無償化をどういう方向ですすめたらいいか」と質問。
田村議員は、豊かな育ちをすべての子どもに保障することは公(おおやけ)、自治体の責任であること、軍事費の見直しなど予算の抜本的な組み替えをする新しい政権が求められていると強調しました。
(2019年12月24日付「しんぶん赤旗」より)