日本でのカジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業参入を目指していた中国企業に便宜を図った見返りに現金など370万円相当の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は25日、収賄容疑でカジノ担当の内閣府副大臣だった自民党衆院議員(離党)の秋元司容疑者(48)=東京15区=を逮捕しました。
安倍晋三内閣はカジノを成長戦略に位置づけています。
当初から、カジノ参入をめぐっての利権争いが懸念されてきました。
元担当副大臣が逮捕されたことで、安倍首相の任命責任とともに、違法な賭博を強引に合法化した責任が問われる事態になりました。
(2019年12月26日付「しんぶん赤旗」より)