自衛隊の中東派兵が閣議決定された27日、首相官邸前には閣議の開催にあわせて緊急抗議が行われました。
さまざまな立場の市民や野党の代表がスピーチし、集まった300人(主催者発表)が「9条守れ」「自衛隊送るな」と声をあげました。
主催は、総がかり行動実行委員会。
主催者を代表して、共同代表の高田健さんがあいさつ。
憲法にかかわる重大問題を、国会すら開かずに決めた安倍政権を厳しく批判し、怒りの声をあげようと訴えました。
日本平和委員会の千坂純事務局長は、「調査・研究」が目的という海外派兵を認めてしまえば、自衛隊を際限なく危険な地域に派兵できてしまうと強調しました。
野党からは、日本共産党、立憲民主党、社民党の代表が参加しました。
共産党の井上哲士参院議員は、安倍政権がすべきことは対話の努力であり、自衛隊派兵はこれに真っ向から反する、と指摘しました。
(2019年12月28日付「しんぶん赤旗」より)
【小池晃書記局長記者会見】