今年こそ安倍政権を退陣に追い込もうと12日、全国各地でデモやスタンディングなどの抗議が行われました。東京・新宿では今年最初となる大規模デモが行われ3000人(主催者発表)が参加。
サウンドカーやドラム隊を先頭に、「嘘つき政権もう嫌だ」などが書かれたプラカードを持ちながら、「安倍はやめろ」と声をあげました。
東京のデモは、市民有志でつくる「Occupy Shinjuku 0112」が主催しました。
主催に参加している「渋谷プロテストレイヴ」「肉球新党」「怒りの可視化」の3グループがデモの隊列をつくり行進。デモの様子がツイッターのトレンド上位になるなど、話題になりました。
1歳4カ月の娘を連れて参加した横浜市に住む男性(46)は、外交や経済など、どの課題を見ても安倍政権に日本の政治を任せられないと語り、「子どもたちのためにも新しい政治をつくりたい。そのために声をあげていきます」と話しました。
デモには、作家の雨宮処凛さん、室井佑月さん、中沢けいさん、法政大学教授の上西充子さんら著名人の姿もありました。
野党からは、日本共産党の吉良よし子、山添拓、立憲民主党の石川大我、社民党の福島瑞穂の各参院議員が参加しました。
(2020年1月13日付「しんぶん赤旗」より)