東京都府中市長選が19日告示(26日投票)されます。
元市議で「市政をかえる会・府中」の目黒重夫候補(71)は、「自民党型の開発中心市政から、誰もが大切にされる希望ある市政へと転換します」と訴えています。
市長選には目黒氏と現職で自民党、公明党などが推薦する高野律雄氏(58)が立候補の予定です。
目黒氏は、現市長が進める公共施設の有料化や教育予算の削減を批判。
当初の150億円から206億円に増えた新市役所の建設計画を見直し、「多摩地域で有数の財政力を市民の暮らし、福祉、教育、防災に向ける」と強調しています。
日本共産党市議として28年間活動した経験から、教育予算の充実を主張。
現市長のもとで削減された予算を増やし、待機児童ゼロや学校給食費の負担軽減などを公約として掲げています。
また、豪雨災害などから市民の命を公的責任で守る街づくりの重要性を訴えています。
(2020年1月17日付「しんぶん赤旗」より)