東京都八王子市長選(26日投開票、立候補4人)が告示された19日、白神(しらが)ゆりこ候補(36)=無所属新、日本共産党、立憲民主党都連推薦、八王子生活者ネット応援、新社会党支持=は第一声で、「誰一人取り残さない、夢と希望をあきらめなくて済む八王子をつくろう」と訴えました。
白神氏は、現市政が国民健康保険税を値上げする一方、大型開発を推進していると告発。
市財政の使い方を改め、国民健康保険税の値下げや認可保育所・特別養護老人ホームの増設、給食や子ども医療費の無償化、給付制奨学金の創設を行うと訴えました。
共産党の山添拓参院議員は「白神さんは過労死弁護団の仲間で、遺族とともに政治を前に進めてきた人」、立憲民主党の大河原雅子衆院議員は「貧困に苦しみ、政治を必要とする人たちに、白神さんのことを知らせよう」、憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授は「白神さん勝利、野党共闘で国政を変える突破口を」と訴えました。
現職の石森孝志氏(62)=自民党、公明党など推薦=の第一声では、菅義偉官房長官、萩生田光一文部科学大臣が応援演説しました。
(2020年1月21日付「しんぶん赤旗」より)