総がかり行動実行委員会は21日、東京・有楽町駅前で「安倍9条改憲NO!ウイメンズアクション」を行いました。
寒風が吹くなか、参加者は「止めよう改憲発議」などが書かれたプラカードを手に、改憲発議に反対する全国緊急署名への協力を呼びかけました。
同アクションは、自民党の稲田朋美衆院議員が改憲の理解を広げようと全国行脚したことに対抗して、女性の立場から改憲反対の思いをアピールしようと昨年11月から毎月取り組まれています。
司会を務めた菱山南帆子さんは、20日から始まった通常国会でも安倍首相は改憲発言を繰り返していると指摘。
「『桜を見る会』疑惑など、もっと国会で議論すべきことがあります。自分勝手な政治は終わらせましょう」と語りました。
憲法共同センターの長尾ゆりさん(全労連副議長)は、緊迫する中東へ自衛隊を派遣することは許されないと強調。
「誰の子どもの命も奪われてはいけません。必ず憲法9条を守りましょう」と呼びかけました。
(2020年1月21日付「しんぶん赤旗」より)