ジェンダー差別をなくそうと声をあげた人を孤立させず、切実な要求実現に力を尽くすこと。
そしてジェンダー平等を妨げる政治を転換すること―。
党大会での呼びかけに応え、ジェンダー平等の実現をめざす企画を充実させるとともに、「赤旗」の隅々までジェンダーを行き渡らせようと日々心を砕いています。
ジェンダーギャップの実態とその背景をさまざまな視点から考えるシリーズ「ジェンダー平等求めて」がスタート。
1回目(2日付)は、龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員の牧野雅子さんにインタビュー。
逡巡(しゅんじゅん)がありながらも、若い人たちに痴漢をめぐる社会の変化を知ってもらいたい、と痴漢の研究に力を注いだ思いを語っています。
また、刑法改正をとの声が切実となる中で、17日付には、大阪大学教授の島岡まなさん(フランス刑法、ジェンダー刑法)が登場。
刑法改正市民プロジェクトによる改正案について紹介し、「暴行・脅迫」要件をなくす大切さを強調します。
くらし家庭面の連載「くらしのなかのジェンダー」(第4月曜掲載)は、日々の生活にジェンダーの視点をとの願いを込めたエッセーです。
同志社大の岡野八代さん、映画史研究者の鷲谷花さん、LGBT系ユースの居場所「にじーず」主宰の遠藤まめたさん、弁護士の伊藤和子さんなど、それぞれの分野の第一人者が執筆。今月で20回を数える長期連載です。
「若者BOXワイド」の連載「スタンドアップ ジェンダー平等めざして」。
ジェンダーは何かというそもそもの解説に始まり、デートDV、働き方、多様な性へのまなざしなど、多彩なテーマで若い世代に語りかけます。
性暴力のない社会を求めて行われてきたフラワーデモ。
11回目の2月には、少なくとも40都道府県で開催されました。全国に広がる毎月のとりくみを紹介。声を上げ続ける当事者とともに「赤旗」は歩み続けます。
(2020年2月24日付「しんぶん赤旗」より)