「カジノいらない!東京連絡会」と「江東区にカジノはいらないネットワーク」は24日、東京都がカジノを中核とする統合型リゾート(IR)候補地として検討している臨海副都心青海地区(江東区)の見学会を行い、50人が参加しました。
参加者は「ゆりかもめ」東京国際クルーズターミナル駅に集合。
主催者を代表して東京連絡会代表幹事の釜井英法弁護士が都のカジノ誘致検討状況を説明し「私たちは7月の都知事選でカジノを誘致するのかどうかについて、都民に信を問うべきだと、署名運動を開始した。しっかり見学して、決意を確認しあいたい」とあいさつしました。
元都港湾局職員の矢野政昭さんが、青海地区や船の科学館南側に整備中の東京国際クルーズターミナルなどを案内。
「シンボルプロムナードも、IR用地としてつぶされる危険性がある」と説明、参加者から質問が相次ぎました。
主婦連合会常任幹事の河村真紀子さんは視察後「着々と水面下で(誘致検討が)進んでいると感じました。カジノの収益を注ぎ込む(IRの)ビジネスは不健全です」と語りました。
全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会の新里宏二代表幹事、宇都宮健児元日弁連会長、日本共産党のあぜ上三和子都議も参加しました。
(2020年2月25日付「しんぶん赤旗」より)